8/13、ずっと気になっていた「ろうそく祭り」に参加するために、赤不動明王院に宿泊しました。赤不動明王院はお寺の名前のとおり、赤不動明王をご本尊として祀られており、国宝に指定されています。赤不動明王は恐い顔立ちですが、私たちの心の中にある悪い心、悩みを怒りの炎で焼き付きしてくれる優しい仏様です。体が赤いのは怒りの炎をまとっているからだそうです。
赤不動明王院
高野山駅から南海りんかんバスに乗って12分、愛宕前で下りてそこから徒歩6分で明王院に到着しました。
明王院と壇上伽藍はとても近い距離にあります。
本堂
門をくぐってすぐのところに、奥に本堂があります。
ご本尊の赤不動明王が祀られています。翌朝のお勤めに参加予定です。
貴賓室(二間続きの和室)
早速、チェックインをするために中へ。
チェックインが終わると、住職さんに部屋までご案内していただきました。今回はちょっと贅沢に、貴賓室を予約しましたのでワクワクしながら部屋へ向かいました。
廊下にある冷蔵庫内の飲み物(ビールを含む)が飲み放題になるなど、通常の部屋にはないサービスがあります。
到着です。左手には庭園が眺められます。
中は二間続きの広い和室です。
すでにお布団は敷かれていました。
お茶請けに、高野山の名産品「みろく石」がありました。
筆や硯などの道具一式まで揃ってます。写経ができますね。
押し入れには寝具がたくさんあります。一人で泊まるのはもったいないですね(笑)
部屋には専用のトイレが備え付けられています。
部屋の中から庭園を眺めることができます。
槙風呂
真夏で汗だくだったので、夕食の前に汗を流すことにしました。チェックイン時に入浴希望時間を予約しますので、貸し切り状態で入れます。
槙風呂です。槙独特の爽やかな木の香りがしました。この木の香りと温かいお湯のおかげで、半日間歩き回った疲れが癒されました。
精進料理(夕食)
食事は決められた時間に一斉に提供され、この時間に合わせて広間に向かいます。広間は衝立で仕切られており、宿泊客が半個室のような空間で食事をいただけるようになっています。
旬の野菜や大豆製品がふんだんに使われており、優しい味わいでした。量は多すぎず、少なすぎずちょうど良かったです。夜からろうそく祭りへ行くので、あまりお腹を膨らませて眠くなりたくなかったので(笑)
※ろうそく祭りはココからジャンプして行けます!
朝のお勤め
宿坊に泊まれば、やっぱり朝のお勤めに参加したいですね。宿坊から本堂に続く階段を上がります。
普段はなかなか体験できない僧侶の日常を垣間見ることができ、心身が清められるような感覚を味わうことができます。
精進料理(朝食)
朝食も精進料理で、がんもどきの煮物、きんぴらごぼう、ほうれん草のお浸し等々。がんもどきの煮物は家でも作るのですが、宿坊で食べる方がとても美味しい(笑)
朝食の横には宿泊記念品が置かれてました。中身は菓子皿でした(お菓子限定ではないですが 汗)

表
御朱印
チェックアウト後、御朱印をいただきに納経所へ行きました。
明王院の御朱印はこちらです。力強さを感じさせる御朱印ですね。
明王院のまとめ
明王院は壇上伽藍の裏手にあるので、金剛峯寺、霊宝館にも行きやすいです。夜にライトアップされた根本大塔を見に行って、昼間と違う空気を味わうのもいいですね。
ちょっと良いお部屋、貴賓室は二間続きの広い和室で、専用のトイレが備え付けられています。ただ、中からは鍵はかけられますが、外からは鍵がかけられないので、外出時は貴重品を持って行った方がいいかなと思いました。
お風呂は槙風呂で、槙独特の爽やかで清涼感のある香りがあり、とてもリラックスできます。チェックイン時に入浴時間を予約するので貸し切りで入れるのも魅力です。
食事広間は衝立で仕切られているので、他のお客さんたちを気にすることなく、落ち着いた雰囲気の中で精進料理をゆっくりと味わえるように配慮されています。
宿泊記念品で菓子皿をいただきました。とてもオススメの宿坊です。
明王院アクセス
南海高野線で難波~極楽橋へ。極楽橋駅よりケーブルカーで高野山駅へ。高野山駅から南海りんかんバス(金剛峯寺行)で12分。愛宕前下車徒歩6分。
ちょっと寄り道
高野山 café雫
翌日、高野山を出る前に、ランチで高野山 café雫へ寄りました。
高野山 精進カレーをいただきました。胡麻豆腐つきです(嬉)辛さは控えめで、野菜がふんだんに使われているので、野菜の甘みや旨みが感じられる、まろやかな味わいでした。
ろうそく祭り
ずっと行きたかった高野山ろうそく祭りに、初めて参加しました。ろうそく祭りの正式名は「万燈供養会」と呼ばれ、毎年8月13日の夜に行われるお祭りです。

ろうそくの光に包まれた参道
このお祭りは、弘法大師の御廟がある奥之院の参道に、参拝者たちが手にしたろうそくを灯しながら奥之院へと向かいます。竹ひごに刺されたろうそくは参道の各所で配布(無料)されているので、奥之院を目指しながら、ろうそくをアルミホイルに覆われた灯明台に刺していきました。


たくさんのろうそくの光が参道を照らして、神秘的な雰囲気に包まれています。



奥之院参道の御廟橋に到着しました。ここから奥は撮影禁止です。

竹燈籠「種字両界種字曼荼羅」・祈心灯文字「咲」
奥之院の英霊殿前では、実行委員会によって制作された竹細工の「種字曼荼羅」の展示、寄進者の願いが記されたたくさんの祈心灯で「咲」の文字が表現されていました。
種字両界種字曼荼羅
曼荼羅は仏教の世界観を絵や文字で表現したもので、種字とは仏や菩薩を象徴する梵字の一文字のことです。この竹細工の作品で、精密な曼荼羅の模様や仏の種字を立体的に描かれています。
実は昼間に英霊殿へ行った時、準備中の曼荼羅を見ました。

本番がこちらです!種字曼荼羅をこんなに近くで見たのは初めてで、その繊細な美しさにただただ心を奪われました。

祈心灯文字「咲」
祈心灯の文字は毎年変わるらしく、今年は「咲」でした。

実行委員の方たちでしょうか?祈心灯の消えかけた火を、こまめに灯し直してくださっていました。


明王院へ戻る前に、壇上伽藍に寄ってみました。ライトアップされた根本大塔と中門が見られました。昼間と違って幻想的な雰囲気を漂わせていました。







































