熊本市にある宝聚山愛染院は寛永9年(1632)、肥後藩初代藩主の細川忠利公により建立されました。地域の人たちには「愛染さん」と親しまれおり、縁結び、恋愛成就、夫婦円満にご利益のあるお寺です。
宝聚山愛染院
熊本城の守護寺としても知られている愛染院は、熊本城の北東にあります。熊本城にもあとで行く予定です。
キンモクセイの大木
境内の入口には目印になるキンモクセイの大木があるので、とても分かりやすいです。残念ながらキンモクセイの開花時期ではなかったため、香りは楽しめませんでした。次回は秋に来たいと思います。
本堂
平成28年(2016)の熊本地震で愛染院は大きな被害を受けましたが、令和4年(2022)の3月に再建工事が完了しました。こちらが新しい本堂です。
本堂入口の右側に、弘法大師修行像があります。
ご住職に本堂内の撮影の許可をいただき、御朱印を待つ間、撮影させていただきました。
ご本尊の愛染明王像です。金色の愛染明王像はとても珍しいですね。恋愛成就にご利益があります。
右側には不動明王像が安置されています。
左側は阿弥陀如来像と、弘法大師像です。ピンボケしています。。
美しい内陣天井画です。お寺巡りをするようになってから、本堂に入ると天井を見る癖がつきました(笑)
納骨堂
納骨堂には弘法大師像と愛染明王像が安置されています。
優しい眼差しの弘法大師様です。
愛染明王様が少し薄暗く写ってしまいました。。。
愛染院の御朱印
愛染院の御朱印をいただきました。
アクセス
・熊本駅から徒歩40分
・熊本駅からバスに乗り、「新堀町」バス停で下車、そこから徒歩2分
ちょっと寄り道
愛染院を出て徒歩10分のところに熊本城があるので、ちょっと寄り道しました。熊本城は熊本県熊本市中央区にある、日本を代表する名城の一つです。
熊本城
熊本城は安土桃山時代の武将、加藤清正によって、慶長6年(1601)から約7年の歳月をかけて築かれました。清正は「築城の名手」としても知られています。
途中で曇り空になってしまったため、薄暗く写ってしまいました。。
高く反り返った独特の急勾配を持つ石垣は、熊本城の最大の特徴です。下部はゆるやかで上部に行くほど垂直に近くなる構造は、敵の侵入を阻むための高い防御力を誇ることから、「武者返し」ともいわれています。
いよいよ中へ。
お城の階段は急で恐いイメージが強いのですが、熊本城はそんな心配もなく天守閣まで行けました。
途中、熊本城の模型が展示されています。
天主閣からの眺めです。この日は曇り空でしたが、熊本市街地を360度見渡すことができました。