ゴールデンウイークの5/4、橿原市にあるおふさ観音(正式名称は十無量山観音寺)へ行ってきました。おふさ観音は高野山真言宗の別格本山の寺院であり、数千種類のきれいなバラ園が有名で、毎年春と秋にはバラまつりが行われています。参拝時は春のバラまつり直前だったため見頃ではありませんでしたが、咲き始めのバラがたくさん見られました。また、バラまつり以外にも風鈴まつり、提灯まつりがあり、イベントが盛りだくさんのお寺です。
【弘法大師ゆかりのお寺~奈良~】別格本山おふさ観音寺
JR桜井線畝傍駅から歩いて10分、おふさ観音寺に到着しました。門の両サイドには鉢植えの花が置かれており、境内では咲き始めのバラがたくさん見られたため、全体的に華やかな雰囲気でした。
本堂
提灯の奥には本堂が見えます。ご本尊は十一面観世音菩薩です。
病気の部位を撫でると治るといわれている賓頭盧様です。この時少し頭痛がしたので、頭を撫でておきました(笑)
賓頭盧様の横には、仏様の足の裏の形を刻んだ仏足石があります。
おみくじを引きました。結果は・・内緒です(笑)
バラ園
春のバラまつりはまだ1週間以上先だったため、残念ながら見頃ではありませんでしたが、咲き始めだったので境内にはバラの香りが微かに漂っていました。
大師堂
弘法大師を祀るお堂です。
恵比寿尊社
豊漁の神様である、恵比寿様が祀られています。
おふさ観音御朱印
本堂の横にある納経所で御朱印をいただきました。赤提灯のイラスト入りなので、特別感のある御朱印です。
アクセス
JR桜井線畝傍駅より徒歩10分、または近鉄八木西口駅より徒歩12分
ちょっと寄り道
おふさ観音から1時間ちょっと歩くと、安倍文殊院があると聞いたため、ハイキングがてらちょっと寄ってみることにしました。安倍文殊院は大化元年(645)、安倍一族の氏寺として建立された寺院で、日本三文殊の第一霊場、「大和安倍の文殊」として知られています。
安倍文殊院
おふさ観音から道1本進んで到着しましたが、さすがに1時間以上歩くと、5月上旬といえど暑かったです(笑)
本堂
ご本尊は「三人寄れば文殊の智恵」でも有名な文殊菩薩です。圧倒するほどの大きさで、近くで見るとても迫力がありました。
金閣浮御堂
金閣浮御堂には開運弁財天、安倍晴明公、安倍仲麻呂公のほか、厄除け、魔除け、災難除けの神仏等が祀られています。人は一生のうち7つの災難に遭うとされており、この御堂の周りをおさめ札を入れながら7回まわって七難を取り除いたあと、堂内に入って福が得られるといわれています。
下記のおさめ札を札箱へ入れながら、御堂を7回まわります。写真の赤いものは、拝観券を購入した時にいただいた御守りです。
清明堂
平安時代の陰陽師・安倍晴明が祀られています。
花の広場
今年の干支である巳年を花で造られています。
弘法大師とお砂踏み
お砂踏み石の中には四国八十八ヶ所の各寺院のお砂が奉納されています。
石の上に立ってしっかりと諸願成就の祈祷をしました。