【四国八十八ヶ所霊場】第49番札所 西林山三蔵院 浄土寺

四国八十八ヶ所

浄土寺は8世紀半ば、孝謙天皇の勅願により恵明えみょう上人が開創しました。このとき、行基が刻んだ釈迦如来をご本尊として祀られたのが始まりです。また、踊念仏の開祖である空也上人が滞在(957~961)していたお寺と伝えられており、その間、里人に説法し、お寺を去る時に自像を刻んだとのことです。室町時代の兵火で焼失しましたが、15世紀末に領主・河野通宣により再興されました。

【四国八十八ヶ所霊場】第49番札所 西林山三蔵院 浄土寺

仁王門

最寄りの久米駅から徒歩5分で仁王門が見えてきました。仁王門は大正11年(1922)に再建されました。

正岡子規の句碑

境内に入って右側に、「霜月の空也は骨に生きにける」と刻まれた正岡子規の句碑があります。「空也の肉体は白骨となっても、人々の胸には念仏の教えが今も生きている」という意味のようです。

本堂

室町時代の本瓦葺き寄棟造の本堂は、国の重要文化財です。ご本尊の釈迦如来を祀られています。

弘法大師供養塔と修行大師像

弘法大師の修行時代の像と、供養塔です。

大師堂

弘法大師を祀る堂です。

浄土寺の御朱印

納経所への通路の左側には七福神がおられます。

浄土寺の御朱印をいただきました。

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