【弘法大師ゆかりのお寺~長野~】安原山 大安楽寺

中部地方

長野県松本市にある大安楽寺は、京都智積院を総本山とする真言宗智山派のお寺で、また松本城の鬼門の守護寺です。本堂にはご住職様が編まれた、長さ約7m、幅3mの「大わらじ」が保管されており、それに乗って3周するとご利益があるそうです。大安楽寺では毎年5月に弘法大師空海の降誕を祝う『青葉祭』が行われます。

安原山 大安楽寺

仁王門

仁王門が見えてきました。松本駅からバスも出ているらしく、最寄りのバス停からだと3分くらいで着くようです。この日は天気もよく暖かかったので、運動がてら30分のんびり歩きました。



仁王門の右側で、地蔵菩薩様、平和観音様が揃ってお出迎えしてくださります。真ん中の塔は密厳浄土檀信徒永代供養塔です。



吽像と大量の草履!(笑)



本堂

今の本堂は平成21年(2009)に新築されたそうです。境内の外からでも結構目立ちます。ご本尊は大日如来です。

修行大師像

弘法大師が修行時代の姿を想像し、造られた像があります。
 

大わらじ

大安楽寺では、1年間厄除け、健康健脚、無病息災で過ごせるように、毎年1月に大わらじの上に乗って歩く「厄除大祈祷会」が開催されています。当日は仁王門と本堂の間の通路に約14畳の大わらじが置かれるのですが、私が参拝した時は3月だったため、当たり前ですが通路には大わらじはありません(泣)大わらじを見るのはまた今度の機会にと諦めていたら、何と嬉しいことが!御朱印をお願いすべく住職さんにお願いしたら、本堂に入れていただけました。そして中には今年の1月に披露された大わらじが保管されていました!
 
近くで見ると、あまりにも大きすぎて一瞬普通の畳かと思ってしまいました(笑) この大わらじですが、毎年住職さんが一人で1カ月かけて作られているそうです。年末の多忙な時期に大わらじ作りとは本当に凄いです。。
 
 
住職さんに大わらじの上を歩いてもいいか許可を取りましたら、快く了承してくださりました。本当に有り難いです。大わらじの上を3周して、最後に自分の足を撮影(笑)次は厄除大祈祷会の日に参拝したいですね。
 

 

大安楽寺の御朱印

大安楽寺の御朱印をいただきました。飴2個と一緒に(笑)

大安楽寺へのアクセス

・JR松本駅から徒歩30分
・松本バスターミナルより市営バス乗車最寄バス停より徒歩3~5分
(お寺にお問い合わせ下さい → TEL:0263-33-0870)

 

ちょっと寄り道

松本城

せっかく松本に来たのですから、松本城は外せません(笑) 松本城公園前に着くと、綺麗な北アルプスが眺められました。

全体的に黒っぽい感じの6階建てで、貫禄があります。早速中へ入ります。当日は日曜日で中はとても混雑しており、半分くらいが外国人の方でした。

中では鎧や鉄砲、関連資料のコレクションがたくさん見られました。

天守閣最上階へ行くべく階段を上ったのですが、その階段が結構コワくて。。幅が狭く急な階段な上、とても混雑していたのですれ違う際にぶつからないように譲り合いながら、手すりにつかまって慎重に慎重に上りました(汗)

コワい階段を頑張って上った甲斐がありました(笑) 最上階から見た景色は最高でした。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました