ハイキングを兼ねて、空海が修行したと言われている法嚴寺(通称 牛尾観音) へ行ってきました。京都市山科区音羽南谷にある法嚴寺は、最寄り駅の追分駅から歩いて1時間半かかるので、ちょっとしたハイキングにもオススメです。
鎌研ぎ登山口~音羽山中
法嚴寺は京都山科と滋賀大津の境の音羽山の中腹にあります。鎌研ぎ登山口に到着です。
大師堂
登山口に入ってしばらく行くと、大師堂に着きました。
お経岩
さらに進むと巨大な岩と、弘法大師像があります。空海が大蛇を封じた後に誦経して再祈祷したといわれる岩だそうです。
滝せせらぎの道
山中にはきれいな滝がたくさん見られました。滝のせせらぎは涼し気で癒されました。
聴呪の滝
東くねり滝
滝のそばには面白い生き物が!タコとイカ!?(笑)
音羽の滝
牛尾山 法厳寺
登山口に入って約一時間後、法嚴寺入口の黒門に到着しました。ちょっと長めの階段(左側)で本堂へ向かいます。ちなみに右側の道に進むとコワ~い鬼がいました。
まずは鬼のいる右側の道に進みました。坂道を上るといました!門番をしている鬼に睨まれました(笑)
黒門まで戻り、本堂に向かうべく階段を進みます。結構長かったです(汗)
本堂
法嚴寺は垂仁天皇の時代に大國ノ不遅が山上に音羽山権現社を祀られたのが始まりで、金色に輝く一筋の水の源を訪ねて入山された南都の延鎮上人によって、宝亀9年に創建されました。また、法嚴寺は清水寺の「奥之院」として親しまれており、各宗派の修行僧の道場として栄え、空海も修行したと言われています。
ご本尊は十一面千手観音で、脇侍は不動明王、毘沙門天です。弘法大師の像も安置されています。
大杉堂
音羽山の山の神が祀られています。山の神は登山者、参詣者を守護されていると言われています。大杉堂の裏にある大木は「天狗杉」と言われ、京都市の巨木、名木に指定されています。
四国八十八ヶ所札所霊場御砂踏場
修行大師像を1周すると、四国八十八ヶ所札所をすべて巡拝したのと同じ功徳が得られます。
西国三十三ヶ所札所霊場御砂踏場
四国八十八ヶ所と同様、観音菩薩像を1周すると、すべて巡拝したのと同じ功徳が得られます。
法厳寺 御朱印
法厳寺では毎月17日のみ授与できるそうです。次回行くときは17日にしようと思います。
法厳寺 アクセス
JR京都駅→(1駅目)山科駅 ・京阪京津線に乗換→ (2駅目)追分駅で下車
追分駅から徒歩で約1時間半で法嚴寺に到着します。
ちょっと寄り道
せっかく音羽山の山中まで来たので、山頂を目指してもうひと頑張りすることにしました。法嚴寺を出たら登山道に入ります。
もうひと頑張りと思ってたんですが、山頂に到着したのは法嚴寺を出てから1時間後くらいでした。普段から運動不足なので、すでに膝が笑っていました(笑) 音羽山の標高は593.2mらしいです。
山頂からは比叡山の景色や琵琶湖が眺められました。