【弘法大師ゆかりのお寺~大阪~】星田妙見宮

近畿地方

大阪府交野市星田には降星伝説があるそうです。

平安時代、嵯峨天皇の弘仁年間(810~824)に弘法大師が私市の獅子窟寺の岩屋で仏眼仏母尊の修行をされていた時、天上より七曜星(北斗七星)が三か所に分かれて地上に降りました。その三か所とは星田妙見宮、降星山光林寺、星の森であり、これらを結ぶと一辺八丁(約870m)正三角形となることから「八丁三所」と呼ばれています。今回はこの八丁三所の1つである星田妙見宮へ行ってきました。

星田妙見宮

最寄駅はJR星田駅、または京阪電車の私市駅になります。駅からバスも出てますが、4月中旬でちょうどいい気候だったのでのんびり歩いて行きました。住宅街を歩いて行ったのですが、緑が多い所なのでちょっとした森林浴みたいでした。

表参道入口

歩いて20分、星田妙見宮の鳥居が見えてきました。

親子杉

星田妙見宮の御神木です(写真中央)上の方で枝が3本に分かれていることから親子杉と言われているそうです。

祖霊社

 歴代宮司、社守の御霊が祀られています。

星田妙見宮 敷地内

いよいよ星田妙見宮の敷地内へ進みます。ここからは結構な長い石段が続きます。

日ごろから運動不足なのでちょっとキツかったです。。。

中間地点の絵馬堂に到着。綺麗な絵と千羽鶴(?)が飾られていました。

絵馬堂を通過すると、また長い石段が続きます。

星田妙見宮まではあと一歩です。

やっと到着です。

天井も撮影(笑)

星田妙見宮まで頑張って長い石段を上った甲斐あって、綺麗な景色が見られました。

少し曇り気味ですが。。。

織女石

天より七つの星が星田の三か所に降り、現在も降臨したと伝わる磐座いわくらを三か所に影向石ようごうせき織女石たなばたせき)と称して祀られています。

豊臣稲荷社

登龍の滝

この滝つぼは隕石が落下した地点と言われています。

金色龍王社

稲荷大明神

七星塚

「七曜の星」が落ちてきたという由緒来歴に因んで、星田妙見宮では自分の「守護星」にお参りするという習俗があります。北斗七星割出表が掲示されているので、それで自分の守護星が分かります。ちなみに私は貧狼星と武曲星でした。

北斗七星割出表の隣にそれぞれの守護星を祀る位置が分かる境内図が掲示されているので、自分の守護星が祀られている位置を確認します。

貧狼星です。

こちらが武曲星です。

星田妙見宮の御朱印

御朱印をもらいに社務所へ。お守りや、霊符、お札、御朱印帳等も販売されてました。

4月なので桜バージョン御詠歌の御朱印(書置き)をいただきました。青空に映える金墨の「星田妙見宮」の文字が素敵です。

星田妙見宮へのアクセス

・JR「星田駅」から徒歩20分
・京阪電車「私市駅」から徒歩20分
・京阪バス「妙見坂7丁目」から徒歩5分
・交野南IC・交野北ICから車で約15分

ちょっと寄り道

星の森

星田妙見宮以外にも他に二か所、降星伝説の地があります。そのうちの1つである、「星の森」へ寄りました。星田妙見宮から歩いて20分くらいで着きました。

星田妙見宮と同様に、この星の森にも影向石があります。星田妙見宮の巨大な影向石を見た後だったので、とても小さく見えました。

星田妙見宮から星の森まで徒歩圏内ですが、バスも出てます。せっかく星田に来たのなら、降星伝説の三地点全て制覇したいですね。

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