【四国八十八ヶ所霊場】第 7番札所 光明山蓮華院 十楽寺

四国八十八ヶ所

人がもつ生、老、病、死、怨憎会苦、愛別離苦、求不得苦、五陰盛苦という8つの苦しみを阿弥陀如来の慈悲により乗り越え、極楽浄土の10の楽しみを得られるようにと、十楽寺と名づけられました。十楽寺は恋愛や縁結びで有名な愛染明王で知られています。

第7番札所 光明山蓮華院 十楽寺

当日はあいにくの雨。前日は第6番札所 安楽寺の宿坊、「温泉山 安楽寺 薬師の里」に宿泊し、そこから傘をさしながら歩いて15分、十楽寺に到着しました。

十楽寺 鐘桜門

異国情緒漂う十楽寺シンボルの鐘桜門です。

水子地蔵

鐘楼門をくぐってすぐ、正面には水子地蔵が祀られています。何と約70体あるとか。。

十楽寺 遍照殿(中門)

水子地蔵の横の石段を上って行くと遍照殿(中門)があります。この2階部分には愛染堂があり、そこに恋愛や縁結びで有名な愛染明王が祀られています。

遍照殿をくぐるとその左右に狭い階段があります。左側の階段から上がって右側の階段を下りると縁結び、逆に右側の階段から上がって左側の階段を下りると縁切りができると言われています。私は左側の階段から上がりました。2階の愛染堂です。

愛染堂の中央には縁結びの本尊である愛染明王が祀られています。

愛染明王の両サイドには数えきれないくらいの仏像が並んでいます。

愛染堂の壁は少し華やかな感じです(笑)

見上げれば天井アート!素敵ですね。

十楽寺 本堂

中門をくぐると目の前に本堂があります。ご本尊は阿弥陀如来です。結構雨が強く降ってたので、雨までが写真に映ってしまってます。。

十楽寺 大師堂

本堂左手の石段を登ったところに大師堂があります。

治眼疾目救歳地蔵尊

十楽寺は眼病や失明に霊験があると伝えられる治眼疾目救歳地蔵尊が祀られていることでも有名です。実際に巡礼中に眼が見えるようになったという、数々の逸話が残されています。納経所では目のお守りも授与されています。

巨大石仏 十三不動明王

境内には太平洋戦争で特攻隊員として散華された海軍飛行予備学生13期生の慰霊の為に建立された巨大石仏、十三不動明王があります。

修行大師像

弘法大師が修行で全国の寺院を廻られていた頃の姿を想像して造られた修行大師像があります。

宿坊 光明会館

十楽寺には宿坊、光明会館があります。残念ながらこの時は宿泊しませんでしたが、御朱印をいただく際に1階の受付までは入れました。中はビジネスホテルに近い感じでした。宿坊だから精進料理かと思いきや、動物性の食材を使ったメニューもあるそうです。

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