安楽寺は、徳島県板野郡上板町にある高野山真言宗の寺院で、四国霊場の中で最も早く宿坊ができた寺院の一つとして知られており、山号の「温泉山」の通り温泉が大きな特徴です。弘仁6年(815年)、この地を巡錫中の弘法大師が、人々の病気を治す霊験あらたかな温泉が湧き出ているのを見て、「安楽」の二文字を選び、この地にお堂を建立したのが始まりと伝えられています。
第6番温泉山瑠璃光院 安楽寺
JR板野駅から徳島バスに乗り、バス停「東原」で下車。そこから歩いて10分で安楽寺に到着しました。弘法大師様がお出迎えしてくださいます。
竜宮門
竜宮門なので中国の雰囲気がありますね。左右には金剛力士像が2体安置されています。
本堂
竜宮門をくぐり、まっすぐ進むと本堂があります。ご本尊は薬師如来です。
大師堂
弘法大師像が祀られています。
日本庭園と多宝塔
境内には日本庭園があり、池では鯉が泳いでいました。池のほとりには多宝塔が建てられています。
多宝塔の内部は極彩色の仏画や彫刻で浄土を表現しており、周囲には四国八十八ヶ所のお砂踏みができるようになっています。近くから見上げると圧巻です。
茅葺の方丈
国の登録有形文化財の茅葺の方丈は、江戸時代に藩主の寄進によって建てられました。
【宿坊】温泉山安楽寺 薬師の里
安楽寺は四国八十八ヶ所の中で、最も早くから宿坊「薬師の里」を設けて遍路や旅人に親しまれてきました。400年以上の歴史を持ち、宿泊者は天然温泉の大浴場(ラジウム鉱泉入りの薬湯)で旅の疲れを癒すことができます。ここで1泊しました。
ロビーには来客が寛げるスペースがあります。
シングル禁煙ユニットバス付のお部屋
お部屋まで案内してもらいました。講堂の2階にありました。宿坊なので和風のイメージだったのですが、どこかの別荘に遊びに来た感じです(笑)
お部屋に到着。室内はほとんど普通のホテルと変わりませんでした。
洋室のお部屋です。ハンドタオル、歯ブラシ、浴衣、バスタオルなどのアメニティも揃ってます。
お茶セットは和風(笑) 嬉しいお菓子付きです!
禁煙ユニットバス付です。
お部屋の壁には四国八十八ヶ所の地図がかかってます。照明をつけるとこの地図もライトアップしました。
温泉「安楽寺温泉 弘法の湯」
丸一日歩きっぱなしだったので、足の疲れを取ろうと気になってた温泉へ。筋肉痛以外に病後回復なども効果があるそうです。私が入っている時は誰もいなかったので貸し切り状態でした(笑)弘法大師が刻まれた薬師如来の御加護が温泉に秘められているとのこと。
夕食・朝食
18時から夕食の為、お食事処へ。
18時までに宿泊者全員集合。それから一斉に食事スタートしました。ご飯のおかわり自由、デザート付きでした。
下記が朝食です。これからまた次のお寺へ向かうのでしっかり栄養補給です。
安楽寺の御朱印
安楽寺の御朱印いただきました。
交通アクセス
■電車・バス:JR徳島駅から高徳線特急で14分、坂野駅下車。徳島バス鍛冶屋原車庫行きに乗り20分、東原で下車、そこから徒歩で10分。

























